その後、JEPXの専用線の利用申込みをしてサービスの概要を確認したところ、専用線(IP-VPN)はオーバースペックではありませんでした。当該サービスは「AWS Direct Connect ホスト型接続」であり、接続帯域は50Mbps、回線数は2回線の冗長構成であることが分かりました。
この構成を前提とすると、現在設定されている月額25万円(税抜き)という通信料金は、必要帯域および一般的な通信コストと比較して、著しく高額であると思います。
IP-VPNの帯域による料金の目安は次の通り。
| 帯域 | 料金相場 |
| 10〜50Mbps | 1〜3万円 |
| 100Mbps | 3〜8万円 |
| 200〜300Mbps | 8〜15万円 |
| 500Mbps | 15〜25万円 |
| 1Gbps | 20〜40万円 |
もちろん、通信料金には、回線費用そのものに加え、データセンター利用料、保守費、管理費、監視費用、JEPX側のシステム運用費等が含まれている可能性はあります。しかし、50Mbpsのホスト型接続を2回線用いる構成であるにもかかわらず、全利用事業者に対して月額25万円(税抜き)の負担を求めるのであれば、その算定根拠およびコスト構造について、より具体的かつ透明な説明が必要であると考えます。
特に、時間前市場への参加によって回避できるインバランス料金が年間300万円(税抜き)を下回る小規模事業者にとっては、この通信料金が市場参加を断念する要因となり得ます。その結果、同時同量達成のための市場参加意欲が低下し、時間前市場の流動性や効率性にも影響を及ぼしかねません。
以上の点から、JEPXの通信料金については、実際の接続帯域、回線構成、運用費用および利用事業者の負担を踏まえ、料金水準の合理性を改めて検証する必要があると考えます。

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