米の価格が大きく下がってきました。卸業者の出し渋りによって生じたとも指摘される異常な価格高騰は、消費者の米離れを招き、いまは収束へ向かいつつあります。
では、JEPXが求める高額な専用線通信料金も、利用者の時間前取引離れによって、いずれ見直しへと向かうのでしょうか。
一般に、過度に高い利用料金が設定されれば、市場参加者はいずれ代替手段を探し始めます。JEPXの専用線に対する代替手段として考えられるものの一つが、ブロックチェーン技術を活用した卸電力取引です。
各電力会社が分散管理するサーバーをブロックチェーンのノードとして接続すれば、取引情報を共有・管理することが可能となります。その場合、中央集権的な管理主体としてのJEPXの役割は、大きく変わるかもしれません。
また、ブロックチェーンによる卸電力取引が実現すれば、現在の市場運営に伴う各種コストの削減により、卸電力取引にかかる料金の大幅な軽減も期待できます。さらに、取引ネットワークの維持に貢献するノードとして参加することで、検証報酬などの新たな収益機会が生まれる可能性もあります。
高額な料金によって利用者に過度な負担を強いる仕組みは、やがて新たな技術によって置き換えられていくのかもしれません。
そんな未来が訪れることを願っています。

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