JEPXの通信料金に関する提案

2026年4月より、JEPXの取引システムでは、通信の安全性向上を目的としてIP-VPNが導入され、月額25万円(税抜き)の通信料金が発生しています。

この通信料金は、事業者にとって大きな負担となっています。特に、時間前市場への参加によって回避できるインバランス料金が年間300万円(税抜き)を下回る事業者にとっては、経営判断として時間前取引そのものを断念せざるを得ない可能性があります。その結果、同時同量達成のための市場参加意欲が低下し、市場の流動性や効率性にも影響を及ぼしかねません。

一般的なIP-VPNサービスの料金相場は、概ね以下のとおりです。

帯域料金目安
10~50Mbps1~3万円/月
100Mbps3~8万円/月
200~300Mbps8~15万円/月
500Mbps15~25万円/月
1Gbps20~40万円/月

一方、JEPXのAPI通信で取り扱うデータ量は、1回あたり大きくても200kB程度です。この通信量を前提とすると、現在設定されている月額25万円という料金水準は、必要帯域との比較においてもオーバースペックである可能性が高いと考えます。

こうした状況を踏まえ、通信料金については、事業規模や利用実態に応じた複数の料金プランを設けることを提案いたします。

提案する料金プラン

利用区分想定帯域月額料金
単独利用(1事業者)50Mbps3万円
共同利用(2~5事業者)100Mbps8万円
共同利用(6事業者以上)300Mbps15万円

このような選択肢を設けることで、小規模事業者の過度な負担を軽減しつつ、必要な通信品質とセキュリティを確保することが可能になると考えます。また、利用実態に応じた料金体系とすることで、時間前市場への参加を促し、同時同量の達成、市場流動性の維持、および電力市場全体の効率化にも資するものと考えます。

JEPXにおかれましては、市場参加者の実情をご考慮いただき、通信料金体系の見直しについてご検討くださいますようお願い申し上げます。

★関係者の皆さんにお願いがあります。上記の内容をJEPXの問い合わせ窓口にメールで送っていただけないでしょうか。どうかご協力をよろしくお願い致します。

“JEPXの通信料金に関する提案” への1件のフィードバック

コメントを残す