新システムの導入目的は

JEPXの新システムでは「専用線」として高額な通信費が請求されていますが、実態は物理的に分離された回線ではなく、IP-VPNを用いた仮想的な接続に過ぎません。さらに、2025年12月には突然、IPアドレスによるアクセス制限が導入されました。これではセキュリティと利便性の面でインターネットVPNと大きな違いはなく、IP-VPNを採用する必然性は不明確です。

現行システムにおいても、IPアドレスによるアクセス制限を追加するだけで、同等の安全性は十分に確保できると考えられます。したがって、IP-VPNを採用する合理的な理由は見出しにくく、仮に理由があるとすれば、高額な通信費を正当化する名目にとどまるのではないかとの疑念が生じます。

また、新システム導入の背景として「開発者の離脱により既存のプログラムコードの保守が困難になった」ことが挙げられているとされています。しかし近年ではAI技術の発展により、たとえ当初の開発者が不在であっても、既存コードの解析や保守は一定程度可能となっています。この点からも、システム全面刷新の必要性には疑問が残ります。

仮に目的が通信の安全性確保であるならば、現行システムに対してIPアドレス制限などの適切なアクセス制御を追加することで、十分に対応可能ではないでしょうか。現時点において、専用線(IP-VPN)を導入したことによる明確なメリットは確認できず、むしろ高額な利用料によって利用者の負担が増大しているだけに見受けられます。

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