雲量と日射量

 私の研究によると太陽光の一部が雲に遮られて、減衰しながら地上に届くとき、もともとの太陽光の強さの4割程度までに弱まっていると直達日射はほぼなくなり、ほとんどが散乱日射になるようです。晴れ空INDEXはこの性質を利用して作っています。この図は雲量(横軸)と日射量(縦軸)との関係を図にしたものです。赤線が全天日射量でそのうちの散乱日射量が青線で、赤線-青線=直達日射量です。雲量が増えると全天日射量は減り、全天日射量に占める散乱日射量の割合が増えています。

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