
Amazon Linux 2023では、定期実行処理をcronの替わりにsystemd/タイマーによって記述することを標準としています。systemd/タイマーでは、1つの処理に対して、サービスユニットファイルとタイマーユニットファイルという2つのユニットファイルを/etc/systemd/system/以下に作る必要があります。
すべての定期実行処理のファイルをこのディレクトリ以下に保存すると処理の数が多い場合、どのファイルが何の処理なのか非常に分かりにくくなります。そこで、2つのユニットファイルの名前を工夫する必要があります。(アプリ名-処理名.service、アプリ名-処理名.timerなどのように)
今回はアプリごとに定期実行処理を管理するために、この2つのユニットファイルを/etc/systemd/system/以下に直接保存しないで、シンボリックリンクを作ることにしました。ホームディレクトリに~/sys/アプリ名/というディレクトリを作り、ここに2つのユニットファイルを保存して、これらのシンボリックリンクを/etc/systemd/system/以下に作りました。

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